ＯＬ生活２年目の（何年も前の）事、母は３大花嫁修業の
「おちゃ」「おはな」「りょうり」のうちのいずれかを習え！
･･･と、それはそれはうるさかったのでございます。

どうせなら、美味しい方が･･･ということで、
私は「りょうり」を習うことにしたのでございます。

当時の会社から歩いて通えたそのＴ会館のお料理教室では、
洋・中・製菓のあるコースを週２回で１年、
（時たまサボったけど）通ったのでございます。

大抵、とても美味しかったのでございますが、
たま〜にハズレがあったのは、作った私たちのせいなのか、
そういうお味のお料理だったのか･･･（^^;）。

一番印象に残っているのは、クリームスープの仕上げに
先生がお玉一杯のバターをお鍋にお入れになった
ことでしょうか？
飲むのに少し勇気が必要でございました。
でも、あの大胆さがお味の決め手なのかも知れませんね。

ある日のこと、母と夕食でもと、そのＴ会館のＰという
レストランに入ったのでございます。
夕方６時前の為か、お客は私達２人だけ
だったのでございます。

そして、メニューを開いて私達は息を呑んだのでございます。

お料理の一品一品が何千円というお値段！
だったのでございます。

まさか逃げ帰るわけにもいかずに、
私達は、前菜とデザートだけを注文した
のでございます(^^;)。
それでも、聖徳太子（当時）１枚では
足りなかったのでございます。

皆さんも、初めてのお店に入られる際には
お気をつけなさいまし〜っ。

さて、そのお料理教室では、
２回ほどカクテルの授業があったので
ございます。

そのお話は、【付録】カクテルにて。